第104回 薬剤師国家試験の日が近くなりました

こんにちは😀

 

関東では雪が積もり(すぐ溶けてしまいましたが)、寒さが厳しくなる今日この頃。

薬学部6年生にとっていよいよ勝負の日、

薬剤師国家試験(2月23日~24日実施)の日が近づいてきています💊

 

薬学部が6年制になってから、薬学生の皆さんは病院や薬局での実地実習期間も長くなり、

国家試験の出題範囲も広範囲かつ複雑化し、そして臨床に即した応用問題が多くなっています。

私が受験した4年制時代の“過去問をやれば国家試験は受かる”は、もうとっくに終わりました💦

 

私も毎年、薬剤師国家試験の問題が公開されたら解いてみているのですが、

薬剤師である私から見ても、

「現場では確かに大切なことだけど、こんなに細かい箇所まで国試で出題されるんだ」と、

たびたび驚くというような機会が多くなっています。

それだけ薬剤師に対するニーズが近年高まっていて、

それに見合う薬剤師育成が薬学部で進んでいるのだと思います💊

前回の国家試験に落ちて悔しい思いをしている学生さんもいるかもしれませんが、

先輩の薬剤師には一度国家試験に落ちてしまった人もたくさんいます。

ですから、決してあきらめずに!

是非、今回で合格できるように頑張ってもらいたいです💪

 

医薬分業が進み、薬剤師の職能はどんどんと広がっていく中で、

求められる知識やスキル、人間力は比例して高くなってきています。

AIが将来登場しても、その薬剤師にしかできないこと、

生身の患者さん相手にどこまで、人として、薬剤師として、何ができるのか。

 

国家試験に合格した時が薬剤師としてスタートラインを切った状態。

今度、入社される新人の薬剤師の皆さんには、

これからの薬剤師としての未来を、自分たち自身で、

どんどん切り開いていって欲しいと思います✨

 

( 茨城県 薬剤師 30代 男性 )

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