最強寒波ありがとう‼️氷瀑ツアーin乙女渓谷

2025/2/23(日)

最強寒波襲来の日本列島。

岐阜県の小秀山（こひでやま）の麓にあります、

乙女渓谷の夫婦滝を見にスノーハイクへ行ってまいりました。

そういえば、登山の本当の難所は登山口までの道のりであると皆さんはご存知でしたか？

大きな山ですと、明け方前に到着し、早朝スタートが多く、車線も街灯も無い夜の峠道をいつ動物が飛び出してくるか分からない恐怖に怯えながら、駐車場に向かう事もしばしば…。特に冬場はアイスバーンや積雪で車の事故、立ち往生が絶えません。

初めて向かう場所のため、前日まで路面のコンディションを登山者のブログ等で確認します。

…割と大変そう。

でも行ってみなければ分からなくない⁉️

と言う事で午前3時半ごろ出発‼️

車を走らせること3時間。乙女渓谷に入ってから凍った路面に車を滑らせながら…。

乙女渓谷キャンプ場駐車場に到着‼️

割と行けました‼️

ピーキーな路面で神経をすり減らしましたが…。

お楽しみのスノーハイクスタート‼️

スタート直後から雪景色の美しさに心が躍ります‼️

ここ乙女渓谷には夫婦滝以外にも幾つか滝があり、力強い姿で登山者たちを迎えてくれます。

スタートから暫くは舗装されている箇所も多く、雪質は雪玉が作れないほどにパウダーで非常に歩きやすい‼️

しかし、ここ小秀山（こひでやま）は、阿寺山系の最高峰の山で、登山界隈では「岐阜県内で最も難しいのではないか？」と密かに囁かれている山で、山頂から程遠い場所でも時折り、その片鱗を見せてきます。

洞窟の氷柱の大きさはこんな感じ！！

急登で側面が崖なところもチラホラと…。

冬場は装備と中級者以上の方が適当ですね…。

登山口より歩く事2時間…。

遂に目の前に巨大な氷瀑が‼️

歓喜の瞬間です‼️

登山やってて、よかったなぁ…。そんな風におもえる非常に美しい光景です！！

生きてるって素晴らしい‼️

この滝の青はこの場所の空気や水がどこまでも澄んでいて、氷の中の不純物が少ない証拠です。

アイスクライミングされてる方もいますね！

因みに皆さんこの方が手に持ってるのは「ピッケル」(またはバイル)ですが、世界のトップクライマー達は垂直の山肌をピッケルの刃がどの程度、岩や氷に刺されば登って行くかご存知でしたか？

正解は…2、3mmだそうです‼️

ピッケルの刃が2、3mm掛かったら、そこに全体重をかけて、自らの命を刃先に預けて何百メートルもの壁を永遠と突き刺しながら登っていくそうです。

夫婦滝は乙女渓谷系の主瀑で落差80mを超える大滝。完全凍結するのは1月中旬〜2月下旬までの短い期間だけです。

注意）先日、登山者のブログを確認したところ、今年の氷瀑は決壊したそうです。

意気揚々と無事下山し、筆者が周辺の温泉でティーブレイクを決め込んだところで、今回はここで失礼します。

では、また‼️

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