OCR「Optical Character Recognition(Reader):光学文字認識」は画像内にある文字を読み込みテキスト化する機能です。気になるのはその精度です。従来のOCRの精度は手書き文字の読取精度は10〜70%になることがあり、乱筆などの手書き文字や罫線と被った文字は読み取れない場合がありました。書籍の種類別の精度は明治期刊行図鑑では87.7%、大正期刊行図鑑では88.2%、昭和戦前期刊行図鑑では92.7%、昭和戦後後期刊行図鑑では96.6%の認識率が得られたと報告があります。最新のAI-OCRでは正解率が97〜98%に達していると言われています。さらに独自のデータを用いて学習を行えば100%に迫る精度での識別も実現されています。処方箋における識別の具体例として「被保険者」に小さい◯が印字されるケースです。従来のOCRでは「保険」の文字に◯と被り認識できないケースがあります。一方、AI-OCRではこのケースを学習することによって次回からは◯が付いている方を保険区分として認識表現します。もはやQRコードにも依存しない世界線が見えるのではないでしょうか。

