薬局においてOCRを用いるケースは処方箋入力で導入が始まっている。まず頭の中でシュミレーションをしていただくのがこの旅の始まりとも言える。そこで今回はOCRを導入したと仮定し調剤フローを簡単にイメージしていただく回とする。「①処方箋受付→②処方箋をスマホカメラ撮影またはスキャナで読み込み→③ワンタッチでデータ取り込み→入力内容の目視確認」 以上である。なるべくシンプルに溶け込み時短と精度に貢献するのがOCRの役割である。OCRにAIを組み込むと 「ディープラーニングによる成長→その薬局(在庫状況)その患者さん(先発後発希望・一包化希望)に寄り添ったデータ入力を補完→薬剤師によるダブルチェック」 疲れを知らず泣き言を言わない人工知能にヒトは恋をするかもしれない。残念ながらAI-OCRはヒトの感情に無関心である。
