ウィーズで起業するまでの経緯 第9話

こんにちは、あゆです!!

前回、第8話では、仲間に背中を押され、「TERAKOYA online」を自分たちの信じる形でやる!と決意したところまでお伝えしました。
何度も迷って、揺れて、会長のアドバイスにも翻弄されましたが、最後は「自分たちが届けたい教育をやろう」と腹をくくった瞬間でした。

そして迎えた、3回目のボス突撃・・・。


これまで2回のプレゼンで使った資料を見直し、必要な情報をブラッシュアップ。
でも今回は資料よりも、「自分たちはこうしたいんです!」という想いの強さが一番の武器でした。
まさと2人で進めてきたサービス立ち上げですが、今回はちょっと違います。
背中には、私たちの想いを理解して応援してくれる仲間がついています。

さらに内心、私にはもう一つの決意もありました。
「今日はEbondHDの一員としてプレゼンするけど、もし納得してもらえなくても自分たちだけでもやる。それくらい覚悟はできてる。」

2回目の突撃から約1ヶ月が経っていました。
本番当日、少し早く集合して本社近くのカフェへ。
最後の打ち合わせ…といいつつ、もう確認することもほとんどなく、コーヒーを飲みながらただ他愛のない話をして、ちょっとだけ緊張をほぐしていました。
よし、そろそろ行こうか。と店を出て本社へ向かいました。

本社に入ると、今回は「うららさん」が同席。
「会長呼んでくるから待っててね〜」と言われ、A4 1枚にすっきりまとめた資料を人数分並べて待機。

やがて、会長が登場。
「お〜!あゆまさ!」と相変わらずの明るさで迎えられ、軽い雑談を挟んでいよいよプレゼンスタート。

プレゼン前、まさと目を合わせてグータッチ。
このグータッチ、実は今でも忘れられないくらい大事な一瞬。
後日、うららさんから「あのグータッチ、めっちゃいいなぁって思った!」と言われたのも、ちょっと嬉しかったです。

今回は、これまでよりも踏み込んで数字もしっかり提示。
人件費や利益率など、ビジネスとしての現実的な話もきちんと盛り込みました。
そしてプレゼン終了。
会長の第一声は…

「いいんじゃないかな。」

「しっかりビジネスとして成り立ってると思うよ。」

やっと認めてもらえた…!
安堵と嬉しさで胸がいっぱいになった瞬間でした。

会長は話をつづけました。

「二人は夢と目的の違いは分かるかな?」

「目的はその人がいなくなれば無くなるけれど、夢は周りに伝え続ければ自分がいなくなっても残るんだよ。

多くの企業はなくなっていくけれど、夢と目的を語り続けられればうまくいくよ。」

「魂だけは売らないこと。自己陶酔だっていい。自分が正しいと思うことをとにかく続けること。」

※細かなニュアンスは違うかもしれませんが私の記憶を頼りに書きました※

※会長、それじゃ意図が違う!!って時は連絡ください。ちゃんと修正します※

「で、二人は何してほしいんだっけ?何のお願いなの?」

…あれ???

ここで重大な事実に気づきます。
そう、ビジネスモデルに必死すぎて「具体的に何をお願いするか」をしっかり決めていなかったんです。

(えーーーーーーーーっ!!って感じでしょ?)


融資?投資?それとも業務委託?
まさかの大事な部分がスッポリ抜け落ちていた私たち。

次回は、その抜け落ちた「お願い」を巡って、また新たな壁にぶつかるお話です。
お楽しみに!

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