小学生の息子の話です。
ここ1ヶ月くらい咳が収まらず、先日呼吸器専門病院に連れて行きました。
診断結果は・・・小児喘息でした。
肺活量の測定もしたのですが、基準値よりも少なくて、喘息の影響があるのだろうとのことでした。
今のところ咳もひどいものではないので吸入薬でコントロールしていくことになり、病院で吸入指導を受けました。
息子が看護師さんと先生から指導されているのを見ていたのですが・・・
とても参考になりました。
息子が処方された吸入はアドエアエアーだったのですが、
最初に振って、息を吐き出して、吸入器をくわえて、シュッと薬を噴霧して・・・・
最後にうがいをきちんとする。
ここまでは、薬局で指導する内容とほとんど変わらないものだったのですが、
『吸入は朝と夕方に1回2吸入で、できれば食事の前にするのがいいかな』
と指導されていました。
『食事の前に吸入して、うがいして、それから食事を摂ると、食べたり飲んだりすることでのどが潤ってのどの状態がいい感じになるからね』
という理由でした。
なるほど!!と思いました。
今まで吸入時間に関しては『朝夕のいつでもいいですよ。食後でも大丈夫です』と指導していたのですが、食前のほうがよりいいとは・・・ちょっと目からうろこでした。
呼吸器専門のところでは当たり前のことなのかもしれないですが、私自身とてもいい勉強になりました。
いろんな病院・薬局に行って服薬指導されると、いろんな発見があっておもいしろいものです。
だから私は病院に行くといつも薬剤師の身分を明かさずに素直に服薬指導をうけています。
もちろんしっかり薬学管理料も算定されていますけどね。
下関薬剤師