湿布の使い分け

ブログをご覧の皆様こんにちは

最近、ウィーズの各店舗でOTCの湿布を取り扱うようになりました
温シップ冷シップと販売しているのですが、購入時によく質問されることがあります。

「冷たい湿布、温かい湿布、どちらがいいのです。

医療用でも、市販薬でも湿布には温感タイプ冷感タイプの2種類あります

基本的には
冷シップ:急性期、一過性の痛みや腫れ、患部が炎症を起こしている時に使用。
(皮膚の血管を収縮させ、血液の流れを穏やかにして痛みを抑える)


温シップ:慢性の肩こりや腰痛といった痛みに使用。
(血行を促進させて、循環を改善する)

といった使い分けになります

ただ、整形外科の門前に勤務していたときの経験からすると、
急性期の場合は冷シップ慢性の症状の場合は患者様の使い勝手・好みで処方されることが多いようです

腰痛には基本的に温感タイプがいいと言われますが、冷感タイプのほうがいいという人もいます。
また、臭いの気になる女性には無臭性のものを処方するなど、その患者様にあわせて選択されています。
夏場は暑いので冷たい冷シップを使用して、冬場は温シップに変更するといった患者様もいます

*注意*
温シップは冷シップに比べて、トウガラシ成分が入っているためピリピリとしたような刺激感を強く感じることがあります。
そのため、入浴の30分以上前には必ずはがし、入浴直後も使用しないように注意が必要です

というわけで、使い勝手のいい方・使用して楽に感じる方を選んで下さいね。

迷ったときはお気軽にご相談ください

中部薬剤師

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