真珠の歴史

突然ですが、御木本幸吉さんってご存知ですか

は?誰? っていうか~、なんて読むの?と感じるかもしれません。

でも、『MIKIMOTO』って表示なら、見たことあるって思う人が多いのではないでしょうか。

そう、真珠の養殖とそのブランド化で富を成した、いわゆる真珠王と呼ばれる人物です

私は、昨年12月に伊勢志摩へ旅行に行きました。
その時に真珠の歴史にふれる体験をしたので、ミニ知識をお届けします

御木本幸吉さんは1858年、現在の三重県鳥羽市でうどん店の長男として生まれました。
早くから1杯8厘のうどんで身代を築くのは無理と分かっていたようで、海産物商人となりいろんなことにチャレンジしながら真珠の養殖を目指したのです。
ところが、真珠の養殖の道は簡単ではありませんでした。自然が相手だということ、生産に時間がかかることなどから悪戦苦闘を繰り返したそうです。そして、数年かけてやっと世界で始めての真円真珠を生み出すことに成功したのです。

真珠は比較的身近な宝石であるにもかかわらず、成因のメカニズムや具体的な養殖方法についてあまり知られていないのではないでしょうか
2~3年養殖されたアコヤ貝に核とピースを挿入し、このピースが貝の体内で核を包んで真珠膜を形成していきます。
その後1~2年貝の状態をベストに保ちながら養殖されるのです。実際の作業を見せてもらい感動しました

今では誰でも知っている真珠の誕生の裏には、先駆者の研究の歴史と、細やかな手間が隠されているのですよ

真珠を身に着ける際、また女性にプレゼントする際には、是非この歴史とロマンを感じてください

冠婚葬祭のいずれの場面でも使える便利な装飾品ですが、炭酸カルシウムが成分なので、
汗が付いたまま放置すると真珠特有の光沢が失われるので、
使用後に柔らかい布で拭くなどの手入れが大切です

これで終わるとミキモトの回し者みたいなので、ちょっぴり薬局のブログっぽくしてみます

真珠は炭酸カルシウムをはじめ天然ミネラルの宝庫です
鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛などを含有しています。
エジプトの女王、クレオパトラが酢に溶かした真珠を美容と健康のために服用していたという逸話は有名です

現在も中国、台湾では真珠末を食する習慣があります。
日本でも解熱剤、風邪薬として現在も使われているそうですよ

千葉県 薬剤師

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