暑い夏が過ぎ去り、もうすっかり秋になりましたね。
実は私、この夏、山形県米沢市にある店舗へ1ヵ月間だけ行ってまいりました。
米沢にある店舗はちょっと普通の薬局とは異なるところがありまして、
それは、『面分業』をしているという点です。
このことについて少しご説明しますと、
通常の薬局は、門前には病院やクリニックなどがあることが多い『点分業』というのが、一般的に多い店舗型なの
ですが、『面分業』とは、医療機関を限定せず広い地域から処方せんを受けるスタイルで、
地域に密着したサービスを提供したり、かかりつけ薬局として他院の飲み合わせのチェックや
それぞれの患者さんに合わせた健康サポートをより充実できる情報提供を行えるメリットがあります。
点分業も面分業も、それぞれメリット・デメリットはありますが、
門前薬局が多い中で、面分業を体験できる貴重な機会でした。
来局される方は、どなたも昔からずっと地域に馴染みのある地元の方々がほとんどです。
OTCや雑貨なども売っているのですが、店舗スタッフの方は、
患者さんの顔を一目見ただけで、どんな物がほしくて来たのか分かるほど
瞬時に判断してササっと手際よく行動していました。
ある患者さんがおっしゃっていました。
「私はいつもこの薬局に来れば何でも相談に乗ってくれるから来ているんです。
薬や健康のことだけじゃなくて、身の回りのことなどもここで相談できて助かってるよ」
患者さんや地域に密着したサービスを提供でき、
人と人との距離が近く、血が通った温かみのある人間関係も、
ここでの仕事の醍醐味なのかなと実感しました。
「人と人とのつながりを大切にせなあかん。
ロボットみたいな仕事はあかん」
あの有名な某銀行員ドラマを思い出しました。
私たちは日々の業務の中で、ついつい機械的に動いていないか
常に人をおもいながら、これからも一生懸命働きたいと思います。
皆さんも是非、かかりつけ薬局をご利用してください。
私たちウィーズグループの薬局も、患者様のために、全力でサポートいたします
最後に、ご当地米沢のラーメンとソバとお酒をどうぞ
茨城 男性 薬剤師 20代