お薬には普通の飲み薬もあれば吸い込む薬や目薬、色々あります
近年は製剤技術の発達によりより多彩な商品が出てきています。
特に貼付剤=貼っとく薬は貼り心地が改善されたり
飲み薬だけだったのが貼っておくだけで良い商品になったり など患者様が特に
その恩恵を実感できる分野の薬です。
湿布はみなさん殆どが使い方も薬効もご存知ですが
心臓の薬、喘息の薬などは何で貼っておいて効くのか不思議に思われることがあるようです。
ちょっと前の話ですが
お子さんにホクナリンテープ(喘息や気管支炎などの薬)がでたお父様が
「貼っている周りの人には影響は無いのでしょうか?」
という質問をされました!
もちろん影響は無いのですが
(ホクナリンテープは貼ってある面から徐々に体内に薬が移って行って最終的に全身に薬がいきわたる薬なんです)
何も知らない方にとってはどのような可能性があるか分からないものなんですね。
これは極端な話ですが
忙しい時は一辺倒の説明になったりしがちです
何も知らない患者様が不安を抱かないようにより懇切丁寧な説明をしたいと思う一件でした。
愛知県 薬剤師