坐薬の使い方

お薬の話です。
よく小児では坐薬が処方されます。その時、お母さんからこのような質問を良く受けます。
Q:坐薬をいれたのですが、すぐにでてきてしまって、どうすればようでしょうか
A:丸々とした形のものが残っていましたら、新しいものを1個お尻から入れてください。

Q:坐薬を入れてから、5分ぐらいして、下痢またはウンチをしたのですが、どうしたらよいでしょうか
A:坐薬がとけていましたら、新たに入れる必要はありません。6時間後にいれましょう。
というお子様特有の悩みです。

坐薬は基本的に同じ基剤を併用する場合は、5分あけて挿入します。
熱性痙攣などで使用する、ダイアップ(ジアゼパム)とアルピニー、アンヒバ(アセトアミノフェン)は、水溶性基剤である、ダイアップを挿入後、30分たち油脂性基剤であるアルピニー、アンヒバを挿入するのが理想です。
奥が深いですね~

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