暖かくなったと思いきや、先日は関東でも雪が降りましたね
ここのところ寒くなったり暖かくなったりしていて、体調を崩される患者さんが多いので、今日は風邪をひいてしまった時の食事についてご紹介します
水分確保も重要ですが、熱があるときには食欲が低下し十分に食べることが出来ない上、発熱でエネルギーが消耗されてしまいます
そのため、効率よくエネルギー補給することも大切です
かぜのひき始めには、寒気や体のだるさが出てきますますので温かいもの食べて早めに寝ましょう
夏の場合でも体は冷やさないほうがいいそうです
ちなみに鼻が詰まっているときにも、鼻の通りを良くする為に具だくさんの煮込みうどんや雑炊など温かい汁物や料理がお勧めです
発熱時には、食欲がない場合でも食べられそうなものを少しずつ食べましょう
水やお茶などで水分補給をし、食欲が出てきたらジュースやスープで水分を、卵豆腐やプリン・アイスクリームなどでエネルギー補給するのがいいようです
栄養ドリンクは食事の代わりにはなりません
ドリンク剤1本のエネルギーから考えても通常の食事の1/4にもならないそうです
栄養素の補給には不十分なのであくまで補助と考えましょう
また風邪薬といっても、たくさん種類があります
抗生剤、総合感冒薬、漢方薬、咳止め、痰きりなどなど、各症状にあわせたお薬が処方されます
よく耳にするのは、熱がさがったから、服用をやめた
とか、咳がおさまったから服用するのは全部やめた
など、勝手に自己判断で服用をやめてしまうことです
お薬を少しでも飲みたくない気持ちはわかりますが、せっかく体調が回復にむかっているのに、正しくないお薬の使い方をして、調子が悪化してしまう可能性は十分にあります
特に注意するべきは抗生剤です
のんだり、のまなかったりすることで菌に耐性ができてしまう可能性もあります
処方分はきちんとのみきることが原則です
お薬の使い方はあげるときりがないので、その都度ただしい使い方を確認し、服用することをお勧めします
そのため、わたしたち薬剤師がいるのです
わかりずらいことはどんどん質問してください
そして、健康体を手に入れましょう
3月も終盤に入りましたが、まだまだ気温が不安定なようですので皆さんお体を大切にしてくださいね
関東薬剤師 30歳 ♀