ブログをご覧の皆様、こんにちは
まだまだ暑い日が続いていますね
「熱中症や脱水症状に注意!」とよく耳にします
この熱中症と脱水症状、違いは何でしょう
「熱中症」→前回のブログでも触れられていましたね
暑い環境の下で、身体機能の適応障害によって起こる症状の総称。
主な症状:めまい、頭痛、吐き気、痙攣、意識障害など
体温維持機能など体の自律的なコントロールが効かない状態で、脱水症状もその症状のひとつ。
「脱水症状」
体内に水分や電解質が不足している状態。
主な症状:口渇感、頭痛、吐き気、痙攣、意識障害など
原因としては、熱中症や水分摂取をしていない、発熱や下痢・嘔吐など
少し簡単にいうと、脱水症状は水分が不足しているだけの状態で、
熱中症のいろいろな症状の中に、脱水症状も含まれているってことです
熱中症も脱水症状も、一番の予防法は水分をよく摂り、身体に無理な負担を掛けないことが大切です
しかし、単に水分補給といっても、状況によって身体に必要なものは異なります
一般的に、静止時や軽い運動では水分が失われるだけですが、
強い運動や下痢や嘔吐、発熱時では水分とともに電解質も失われます。
参考までですが、下記に特徴を書いてみます。
・水・・・単に水分補給を行うときに
・麦茶・・・カフェインを含まず、ミネラルが豊富に含まれています。
夏場やちょっとした運動の後などに
・経口補水液・・・スポーツドリンクより電解質濃度が高い。
「飲む点滴」とも言われています。
電解質の失われる量が多い下痢や嘔吐・発熱、過度の発汗による脱水に
・スポーツドリンク・・・経口補水液よりも電解質濃度が低く、糖質濃度が高くなっています。
クエン酸やアミノ酸を含み、エネルギーを効率的に改善するため、スポーツ時の水分補給に。ただ、日常の水分補給に使う場合は、糖分の摂取量が多くなるので、糖分の過剰摂取に注意が必要です
また、水分摂取時の注意として、
・アルコールやカフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶などは利尿作用があり、脱水が進むため避ける
・冷たいものは胃腸の血管が収縮して血流が悪くなり、胃腸機能が低下するので避ける
・一度に大量の水を飲むのは、飲んだものすべてを吸収できないのと、胃液が急激に薄まって機能低下をまねき、消化不良や胃もたれ、胃炎などになる可能性があるので、これも避けたほうがいいです。
水分補給をする際には、
のどが渇く前に少しずつこまめに飲むことが大切です
まだまだ、暑い日が続くと思います。水分を充分に摂って、暑い夏を乗り切りましょう
中部 薬剤師 30代男性
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