薬学実務実習

寒い日が続きますね

こんにちは

私は入社8年目の薬剤師です。

今回は、薬学生の薬局実務実習についてお話したいと思います。

日本の大学の薬学部は現在6年制となっておりまして、

その中で、5年生のときに病院と薬局で合計22週間の実務実習が必修となっております

年々増す医療ニーズに応えられるよう、薬剤師の活躍の場も広がってきている中、

世にいる薬剤師がどのように働いているのか、肌で現場を感じることができるとても良い機会です

薬学生は大学でたくさん知識を吸収してきてはいますが、

現場に出ると、それらの知識だけではうまく解決できないことも少なくありません

例えば、患者さんのこんな問題にも直面するかもしれません。

●薬が飲みにくい、もしくは飲み忘れが多くて・・・どうしたら薬をうまく飲んでくれるのか?

●以前、副作用が出てしまった薬が処方された。代替薬はどういう薬がいいのか?

●夜勤が多くて、指示通り薬を飲めないことが分かった。どうすればいいのか?

これらの対処法は

画一的ではなく、患者さんの背景やニーズに合った説明や提案が必要です

問題解決するためには、知識だけでなく、

コミュニケーション能力や経験などを含めた総合力が求められます

薬学生は、大学ではたくさん「覚える」ことをしてきたと思いますので、

是非、この実務実習を通して「考える」ことをたくさんしていただきたいと思います

今年は茨城県の1店舗で実習生を引き受ける予定です

薬学生と一緒に、私たちもたくさん学び成長していきたいと思っております

茨城県 薬剤師 30代 男性

人気ブログランキングに参加しています
応援してくださる方は下のバナーのクリックお願いします

                      
           人気ブログランキングへ

調剤薬局株式会社ウィーズについて
もっと詳しく知りたくなった方は下のバナーをクリックするとホームページへ移動します
                      
ウィーズホームページへ
“薬学実務実習” の続きを読む

抗インフルエンザ薬と牛乳アレルギー

みなさんこんにちは

体調はいかがですか
最近自分の働いている薬局ではインフルエンザの患者さんも増え、忙しくあります(。Д゚; 三 ;゚Д゚)

現在全国的にはインフルエンザ流行のピークのようです

そこで今日は抗インフルエンザ薬と牛乳アレルギーについてお話したいと思います

抗インフルエンザ薬として飲み薬ではタミフル注射剤ではラピアクタ吸入薬ではイナビル、リレンザがあります

その中でも吸入薬のイナビルとリレンザは2015年8月に添付文書が改訂され、牛乳アレルギーの既往のある患者さんに対して慎重投与となりました

厚生省からも先月医薬品・医療機器等安全性情報が発行され、過去に牛乳アレルギーの患者さんでイナビルやリレンザを使用し、アナフィラキシー、気管支痙攣、悪心・嘔吐、顔面紅潮などの症状を起こしたとの報告があがりました

イナビル、リレンザに含まれる有効成分に問題があったのではなく、添加物の乳糖水和物に含まれる乳タンパクが原因でアレルギー反応を引き起こしたとのことです

乳糖自体は薬局でも賦形剤として使用します。基本的に薬局で使用している乳糖はタンパク除去の精製度が高い乳糖のため、牛乳アレルギーの患者さんに使用しても問題はありません( ^ω^ )

イナビル、リレンザは牛乳アレルギーの多い小児の患者さんにも使用する薬剤です

インフルエンザが多いこの時期特に注意が必要です

岐阜県 20代 薬剤師 男性

人気ブログランキングに参加しています
応援してくださる方は下のバナーのクリックお願いします

                      
           人気ブログランキングへ

調剤薬局株式会社ウィーズについて
もっと詳しく知りたくなった方は下のバナーをクリックするとホームページへ移動します
                      
ウィーズホームページへ
“抗インフルエンザ薬と牛乳アレルギー” の続きを読む

新人の研修旅行~木津川マラソン~

先日2月7日(日)に新入社員の研修総まとめとして、
育組の引率の元
新人全員参加の京都府木津川マラソンが行われました

私は京都に住んでいるので、みんなの勇姿を一目見ようと応援に行ってきました

10時スタートの時点ではなんと雪もちらつく中、一斉にスタート
「みんな怪我しないよう頑張って~
木津川マラソンは全国でも珍しい制限時間のないフルマラソン大会です。
最後の人がギブアップしない限り、大会スタッフは夜中までつきあうそう、、、

新人研修は1か月ほどを1クールとして4クール全国いろいろの店を巡って研修しました。
昨年店舗でちょこちょこいろんな新人さんと仕事を一緒にしましたが、
初々しく投薬していた新人たちが、たくましくマラソンする姿は立派なものでした

そして数時間後、、、。打ち上げの席にはみんなのすがすがしい笑顔がありました
途中雨こそ降りませんでしたが寒空の下、早い人は4時間遅い人でも7時間くらいで
ほとんどの人が完走することができました。

これで立派に研修を終え、全国に一人の薬剤師として羽ばたいてくれることでしょう。。。
またどこかのお店で一緒に働けることを楽しみに

奈良県 薬剤師 37歳 女

写真はマラソン前日の奈良公園観光風景です。
マラソンではついつい走りに夢中になりみな、写真を撮ることを忘れていましたとさ

新人研修奈良写真2
新人研修奈良写真1

人気ブログランキングに参加しています
応援してくださる方は下のバナーのクリックお願いします

                      
           人気ブログランキングへ

調剤薬局株式会社ウィーズについて
もっと詳しく知りたくなった方は下のバナーをクリックするとホームページへ移動します
                      
ウィーズホームページへ
“新人の研修旅行~木津川マラソン~” の続きを読む

400℃の法則と600℃の法則

みなさんこんにちは

この季節は嫌いって人も多いかもしれません
そう花粉症で悩まされる時期になりました

2016年春のスギとヒノキの飛散数は、東北地方のほとんどの所では例年並みかやや多いという予測になっていますが、そのほかの地域では例年並みか例年を下回る見込みのようです。

ところが、全国的に飛散量は前年より多いと予想されています。特に近畿から九州にかけて前年比2~3倍以上です。

ところで、400℃の法則って知っていますか

1月1日以降、毎日の最高気温を積算して400℃に達した頃に花粉の飛散が始まると言われています。東京近郊では、既に達しています

対策がまだの方、急いでください

あれ?桜じゃないの?と思う人もいるかもしれません。

2月1日以降、毎日の平均気温を積算して400℃に到達する頃が、桜の開花日になる。

いやあ、紛らわしいですね。

ついでに、600℃の法則もあります。

2月1日以降、毎日の最高気温を積算して600℃に到達する頃に、桜が満開になる。

基準となる日付、基準となる気温、そして達成気温がバラバラなので、理解して覚えるのは大変です。テスト問題にもってこいかな?

今年はインフエンザの流行が遅く、花粉症の時期と重なっています
忙しい店舗もあると思いますが、対策万全で臨みましょう。

                                                               千葉県 40代薬剤師

おまけ
先週、沖縄に行ってきました!お天気に恵まれた日の写真をどうぞ

DSC_0335_convert_20160208164208.jpg

古宇利島

DSC_0383+(2)_convert_20160208164011.jpg

今帰仁城跡

人気ブログランキングに参加しています
応援してくださる方は下のバナーのクリックお願いします

                      
           人気ブログランキングへ

調剤薬局株式会社ウィーズについて
もっと詳しく知りたくなった方は下のバナーをクリックするとホームページへ移動します
                      
ウィーズホームページへ
“400℃の法則と600℃の法則” の続きを読む