☆22卒向け 国家試験対策 第8回☆

皆さんこんにちは! 
国家試験対策課、入社2年目のコウシです😀

 

先日第106回薬剤師国家試験の結果が発表されましたね😆 

合格した皆様おめでとうございます✌

長くてつらかった日々を乗り越えた経験は将来必ず活きてくると確信しています。
残念ながら不合格になってしまった皆様は、我々と一緒に合格を目指しましょう😀

私も大学受験に失敗して一年浪人していますので、そのつらさは誰よりも理解しているつもりです。
 1年間勉強だけに専念できる貴重な機会は今後もうないですし、この壁を乗り越えていきましょう!

 

さて、106回の国家試験は新コアカリ完全相対評価に移行しました。

私個人としては大荒れの年になると予想してましたが、思いのほか落ち着いていた印象でした。

早速ですが、過去5年間の受験者数と合格者数、合格率を見ていきましょう!

今年の合格率は68.7%でした。

例年の合格率は70%程度なので、ほぼ横ばいと見ていいかと思います。
ただ、少しずつ下がってきているのは気になるところです🤔

皆さんは、合格率が急落しても大丈夫なように、今のうちから準備していきましょう。

 

次に、過去5年間の合格最低点の推移です。

102回 103回 104回 105回 106回
217点 217点 225点 213点 215点

昨年よりも少しだけ最低点は上がっていますね。

104回以外は225点を下回っていたので、実質的には相対評価の年が続いていました。
今年から225点のボーダーがなくなったので、大きくボーダーが変化することもありうると予想していましたが、例年通りの傾向となりました。

 

【国家試験を解いてみて】

実際に私コウシが106回薬剤師国家試験を解いてみてレビューをしようと考えました。

しかし…  1年のブランクは想像以上に大きく、昨年までの国試と厳密に比較できるほどの貯金は残っていませんでした😅 

ですので、ざっくりと解いてみた感想を述べたいと思います。

 

新コアカリ、完全相対制へ移行しても難易度問題形式に大きな変化はありませんでした。

理論問題は相変わらず難しいですし(私はボロボロでした笑)、実践問題はかなり臨床に近い内容が出題されていたように感じます。

また、昨年に続き科目の垣根を超えた問題が連続で出題されており、頭の切り替えが大変という印象を受けました😂

 

さらに、今年の国家試験の特徴として時事問題が多く出題されたことが挙げられます。

新型コロナウイルスに関連した問題や、ファモチジンに発がん性物質のNDMAが残留していたニュースに関して出題されました。

次に、その中の1問をピックアップして、皆さんに紹介したいと思います。

今回選んだ問題は、新型コロナウイルスに関連してリアルタイムPCR法に関する問題です。何度もニュースで耳にした言葉ですね😀

 

皆さんの中にも実習や研究でPCR操作をしたことのある方もいるかもしれませんね。
簡単にリアルタイムPCRの原理を解説すると、目的のDNAを低温・高温の2温度域で往復させることで、1サイクルごとに2倍、4倍、8倍・・・と増幅させる方法です。これによってごく僅かのDNAを定量的に測定することが可能になります。

この前提を元に選択肢を見てみると、

  1.  試料3は閾値に達するのに26サイクル要しているのに対し、試料1,2は20, 23 サイクルで達しているので不正解です。
  2.  リアルタイムPCRはDNAしか増幅できません。RNAを検出するためには、逆転写してcDNAとする定量RT-PCRを行う必要があります。ちなみに、新型コロナウイルスはRNAウイルスなので、この方法がとられています。
  3.  試料1は20 サイクル、試料3 は26サイクルで閾値に達しています。先述の通り1サイクルにつきDNAは2倍増幅されるので、6サイクルで2⁶異なることとなり、不正解です。
  4.  リアルタイムPCRによるDNAの増幅には、材料となるデオキシヌクレオチドが必要です。したがって、材料が枯渇すれば頭打ちになるので正解です。
  5.  リアルタイムPCRは低温・高温を繰り返します。高温時には94℃になるので通常の酵素では変性して失活してしまいます。よって熱耐性である必要があり、正解です。

少し解説が分かりにくいかもしれませんが、詳しく説明するとそれだけで記事が書けてまうくらいなので、許してください😅
是非一度  PCR と リアルタイムPCRの違い、PCRとRT-PCRの違いについて調べてみてくださいね!

この問題をピックアップした理由は、なんとなく知っているだけでは国家試験は突破できないということが言いたかったからです。

この1年間で何度もPCRという言葉は聞いてきたかと思います。
しかしながら、国家試験はそれだけでは正解させてくれません

上記の問題を解くにはPCRの原理、実験手順、RT-PCRとの違いなど深い理解が求められます。

さらに、これは時事問題に限りません。

幸い時間はたくさんありますから、
今のうちから少しずつ勉強を始めて来年の国家試験に備えましょう!

 

★今月の一問★

Q.以下の抗凝固薬・抗血小板薬の中で、手術前に 14 日以上の休薬を必要とするものはどれか?
1)ワルファリン 2)エドキサバン 3)シロスタゾール
4)アスピリン 5)プラスグレル

 

答えが知りたい方は公式LINEで「答え」とつぶやいてみてね😉

 

← 公式ラインはこちらから登録できます❗

ID:@088wlowy

 

 

それでは、また来月お会いしましょう😊

 

( ウィーズ新卒採用 国家試験対策課 コウシ )

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