こんにちは。今回は富山からお送りします。
夏もそろそろ終わりのはずですが、まだまだ日中は暑いですね!
しかし、富山は夜は大分寝やすくなってきました。僕は暑いと寝れなくなるので、嬉しい限りです。
今回はそんな睡眠に関する話題です。
なぜならば、8/27~9/10が「秋の睡眠健康週間」で、9/3は秋の「睡眠の日」なのです!!
皆さんご存知だったでしょうか?
え?睡眠週間はなくても、いつだって寝るのが大好きですって?
僕もです!!!
せっかくの睡眠週間ですので、皆さんも惰眠を貪りましょう!!(仕事に差し支えがない位で)
さて、薬局で働いていると不眠で来局されている患者様が多くいらっしゃると思います。
薬局ですので、処方箋に基づいて薬をお渡しするのですが、患者様から薬以外で睡眠の質を向上させる方法を聞かれたことはありませんか?今回はそんなお話をしたいと思います!
心と身体をリラックスさせる
まずは、これが基本ですね。副交感神経を優位にさせますと、眠りの質が向上します。
体内リズムを整える
昼は明るく、夜は暗く。人間も自然の状態を保つと夜は自然に体温が下がり、眠くなります。
寝室の環境を整える
枕やベットのみならず、光を防ぐカーテンや音に対する対策により、「この部屋は寝るための場所」と脳に覚えさせます。
お酒は控える
寝るために寝酒は逆効果!アルコールの代謝産物のアセトアルデヒドは、睡眠を妨害し、眠りを浅くします。
食事の工夫
最近「メラトニン」という物質が睡眠ホルモンとして話題になりました。体内時計を整えて、体を眠りに導きます。では、メラトニンはどうやって増やせばいいのでしょう?実は、メラトニンは次のように作られます。
まず原料は、トリプトファン・・・必須アミノ酸。食事からでないととれません。これを食事から摂取します。
セロトニン・・・脳内物質。日中を活動的に過ごすとトリプトファンを原料にして作られます。気分を安定される作用も。
そして本命のメラトニン・・・睡眠ホルモン。昼間活動的に動いた場合にできるセロトニンから作られます。つまり、日中はある程度動かないとだめなのです!
従ってまずは、「トリプトファン」多く含む、バナナ、乳製品、豆製品、炭水化物、魚を患者様に勧めましょう!!
忙しい朝におすすめなのが、バナナと牛乳です。バナナは是非固形で!しっかり噛むことで、目を覚ます脳内物質の「セロトニン」も活性化されます。
他にも「腹式呼吸を意識する」「ぬるま湯につかる」「アロマやハーブティー(ラベンダー、ベルガモットなど)」など、睡眠の質を向上させるものはいろいろあります。是非、患者様におすすめ下さい!!
奥田店のアロマコーナーです。奥田店では、1級アロマテラピー資格をもつSさんが皆さんの疑問に応えています。
では、皆さんも良い睡眠を!
富山県 30代 薬剤師 男性