薬剤師ONOFF

この仕事をしていると、

いやおうなしに薬の名前や色かたち、

効能や用量まで覚えます

仕事中薬剤師として集中している時は、

『○○』という名前を患者様から告げられただけで、

その薬の効能や用法用量、

シートの色や錠剤の形、

しいては薬局内のどこにあるかまでパッと頭の中に浮かびます

それが汎用薬品のみではなく、

今はないけど昔薬局にあった薬の時もあります

正直

すごいなぁ~、よく覚えているよね~

と感心してしまうことすらあります

これが薬剤師として

ON状態

ところが・・・

休日、看護婦の友達から電話がかかってきて

『家に以前もらった□□という薬があるんだけど、

風邪気味の子供に飲ませていい?

何錠飲ませたらいいかな~??』

と聞かれることがあります。

『・・・え???

びっくりすることに、まったく何の薬か頭に浮かばないのです

『ちょっと調べてかけなおすわ~』

と電話を切り、

医薬品集を引っ張り出して調べたら・・・

汎用の抗生剤です

正直

“私・・・ほんとに薬剤師なん???”

と情けなく思ってしまいます

これが薬剤師として

OFF状態

完全OFF状態の時に薬のことを尋ねられると

ドキっ

とします

これだけONOFFが激しくて良いのか??

と思う反面、

しっかりOFFで切り替えられている証拠だな~

と良いように考えるようにしています。

みなさんもONOFF状態ありますか??

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