最近、ちらほらとジェネリック医薬品の名前が変わっています。
というのも厚生労働省からジェネリック医薬品の販売名に関して通達があったからです
どういうことかわかりやすくといいますと、1つの同一成分の薬にジェネリック医薬品の会社がそれぞれ好きな名前をつけていたわけなんですね
というとわかりづらいですね。
もっとわかりやすくいいますと・・・
日本人が自分の国を「日本」と名前をつけました。でもアメリカでは「ジャパン」と呼び、フランスでは「ジャポン」と呼び、スペインでは「ハポン」と呼んでいるような感じなんです。
同じ日本なのにみんな自分が呼びたいように名前をつけた感じですね
どうですかわかりやすくなりました
こういう状況が続くとおんなじ成分名のお薬なのに名前がまったく違ってわかりにくいということになるわけです。
そこで先ほどの厚生労働省の通達です。
後発品の名前は「成分名+会社名」という形が一般的になったというわけなんですね。
それがどうしたのなにか薬局に関係あるの
というとおおありです
たとえば、薬の引き出しの入れ替えがよい例でしょうか。
一般的に薬局では薬を同じカテゴリーで分け、それをアイウエオ順でならべていきます。
もしお薬の名前が変わると引き出しの位置が変わるわけです。
たとえば「あ○○」というくすりが「ふ○○」とかわったら「あ」から「ふ」までのくすりの引き出しが1つずつずれていきます。
この数が多くなると「この間までここにあったはずの薬はどこにいったの」
いつもずっと働いている薬局内の薬の行方がわからなくなるわけです
今年は4月1日から診療報酬の改正もあり別の部分でもいろいろ変更があります。
その内容は省略するとして、
そんなこんなでいろいろな変更に悪戦苦闘している今日この頃です
関東 30代 男性 薬剤師
人気ブログランキングに参加しています
応援してくださる方は下のバナーのクリックお願いします
調剤薬局の株式会社ウィーズについて
もっと詳しく知りたくなった方は下のバナーをクリックするとホームページへ移動します
“ジェネリック医薬品” の続きを読む