薬局だから学べる様々な医師の考え

こんにちは、今回は薬で勉強になったこと書きます📝

最近、認知症の薬とフォリアミンが併用で処方され疑問に思い、

なぜ、認知症薬と一緒にフォリアミンが出ているのか調べてみました。

 

               画像引用元:http://spinach.html.xdomain.jp/index6.html

 

葉酸が不足するとアミノ酸のメチオニンがホモシステインに変換した際に、シスタチオンに変換できず、脳神経に障害を及ぼすとのことで、認知症薬にフォリアミンを追加することによってアルツハイマーの進行を遅らせようとの意図で処方されいるようです。

勉強になりました💊

 

💡作用機序、部位を別の視点からみた以下の3例💡 

①作用機序からサインバルタの適応追加について‼

サインバルタは視床下部あるいは脳内のセロトニン及び視床下部のノルアドレナリンの取り込みを共 に阻害。それによりセロトニン及びノルアドレナリンの細胞外濃度を増加させ,中枢神経系を機能的に変化させることにより,抗うつ作用を示すと考えられる。2010年1月に「うつ病・うつ状態」の適応で承認され2012年2月に「糖尿病性神経障害に伴う疼痛」2015年5月に「線維筋痛症に伴う疼痛」が適応追加されている。皆様もご存知の通り、3つの適応の作用機序をみてみると、サインバルタの取り込み阻害作用により、セロトニン及びノルアドレナリンの細胞外濃度を増加。その結果、視床下部の中枢神経系を機能的に変化させたり(抗うつ作用)、脊髄後角から脳幹の青斑核までの経路(下行性疼痛抑制系)賦活することで痛み軽減します。(疼痛)同じ作用機序でも別々の部位に作用し 別の疾患に効果を示しています。うつ以外適応は市場に出回ったあと臨床実験し、追加適応しました。

②骨粗鬆症患者のチアジド系併用💊

チアジド系の作用機序の/K+/2Cl-共輸送体を阻害し、これに伴い、尿細管細胞間を通してCa2+とMg2+の再吸収も抑制。この結果副作用に高Ca血症というのがあります。これを利用して、骨粗鬆症と併発している患者に用いられることがあるとのことです。👏骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン2015より

 

③適応外のダイアモックスによる高山病治療🗻

ダイアモックスは炭酸脱水酵素(水+CO2ガスと炭酸の双方向の変換促進)を阻害し、重炭酸イオンHCO3-の再吸収を抑制する。実際にはNaHCO3が尿に漏れてくるのでナトリウム利尿となるが、利尿薬としての効力は弱い眼房水産生を抑制する目的で緑内障に使用されることが多い。この薬の副作用には代謝性アシドーシスがある。この特質を利用して、本剤を高山病の予防薬(治療薬)として使うことがある。本剤服用で生じる代謝性アシドーシスによって呼吸中枢を刺激し過呼吸を起こさせ、酸素不足を補う。まず、ダイアモックスの作用機序と副作用の代謝性アシドーシスおよび高山病の病理を知っていなければ思いつかない発想です👏

 

上記のような例にあるように添付文書で載っていることからもっといろいろなことを引き出せそうな気がします。

添付文書はインターネットで検索できるようになっており、薬剤師でなくても誰でも閲覧できるので、もっとなぜ🤔そうなるのか問い詰めていくと見えてくることも変わってくるかもしれませんし、考えていくうちに新しい改善策が浮かんだりするかもしれない。逆に考えすぎるのは考えが偏ったりするので、あえて全部忘れて遊ぶのもいいかもしれません😍⚽

この考えをもとに見慣れた処方内容でも意外にわからなかった医師の意図、患者さんの生活習慣、併用薬や疾患で添付文書には記載れていないけど作用機序で予想すると、注意すべきがあるかもしれません。

 

薬剤師として、患者さんに1人1人対する適切な服薬の説明、薬、疾患についてもっと勉強します!😤

 

( 兵庫県 薬剤師 20代 男性 )

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です