皆さんこんにちは😀
お元気でお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルスの猛威に負けず、日々感染予防に注意しながら勤務し、ようやく訪れる休日はSTAYHOME、、、
仕方ないとは言えストレスがたまる毎日ですね。💦
私は旅行に行くのが好きなのでとてもつらい日々を過ごしています。
温泉に行きたい‼
おうち時間の過ごし方についてはいろんな人が書いてくれたので、私はこのコロナ禍が明けた後を妄想し、温泉について書いてみようと思います。
温泉には健康に作用する「効果・効能」があるという話はご存知の方も多いはず。
しかし、その効果・効能がどのような「泉質」の温泉に入ればもたらせるのか調べてみました。
温泉は、含まれている化学成分や、温度、液性(pH)、色、匂い、味、肌触りなど様々な特徴があります。
温泉の泉質は、温泉に含まれている化学成分の種類とその含有量によって決められ、下記ように分類することができます。
【単純温泉】
お湯の中に含まれる成分が一定量以下の温泉のことを「単純温泉」と呼びます。成分が薄いため低刺激で肌にやさしいのが特徴で、お肌がデリケートな方や高齢者、小さなお子様なども比較的安心して入浴することができる泉質です。
「単純温泉」の中でもpHが8.5以上の温泉は「アルカリ性単純温泉」に分類され、お肌が柔らかくなる美肌の湯として有名です。
特徴:無色透明無味無臭・お湯が柔らかい
適応症:疲労回復・神経痛・筋肉痛・肩こり
代表的な温泉地:鬼怒川温泉・道後温泉・下呂温泉
【塩化物泉】
お湯の中に塩分を多く含む温泉です。
皮膚に付着した塩分には汗の蒸発を抑える効果があり、湯上り後も長くお肌の潤いを保ってくれます。体温の発散を防ぎ、体をよく温めてくれるので、筋肉の緊張緩和や血行促進という効果も得られます。
特徴:湯あたりしにくい
適応症:冷え症・切り傷・やけど・関節痛
代表的な温泉地:秋保温泉・城崎温泉・指宿温泉
【炭酸水素塩泉】
炭酸水素を多く含む泉質で、そのほとんどがアルカリ性の性質を持つのが特徴です。化学反応によって皮脂を乳化させ肌をキレイにしてくれる効果があると言われています。肌が余分な脂を取りのぞき新陳代謝も促してくれるので「美人の湯」の代名詞になっています。
特徴:美肌・とろとろ
適応症:切り傷・やけど・慢性皮膚病・美肌作用
代表的な温泉地:湯村温泉・鳴子温泉・嬉野温泉
【硫酸塩泉】
お湯に硫酸を多く含む泉質です。
硫酸の血管を広げる働きによって高血圧症や動脈硬化を緩和してくれ、脳卒中のリスクをさげてくれます。
特徴:無色透明・苦味あり
適応症:動脈硬化症・切り傷・やけど・慢性皮膚病
代表的な温泉地:玉造温泉・河口湖温泉・芦ノ牧温泉
【二酸化炭素泉】
お湯の中に遊離炭酸を多く含む泉質です。つまり、炭酸飲料のように炭酸が溶け込んでいる温泉です。肌に付着し皮膚の内側へと吸収された炭酸ガスは毛細血管を拡張し血液の循環を促進してくれます。
特徴:シュワシュワ気泡が肌を包む・ぬるま湯が多い
適応症:高血圧・動脈硬化・切り傷・やけど
代表的な温泉地:有馬温泉・別府温泉郷・湯の児温泉
【含鉄泉】
お湯の中に総鉄が多く含まれる泉質です。
含鉄泉の魅力はなんと言ってもその高い保温効果です。身体の芯からポカポカと温まるのを実感できます。
特徴:鉄が酸化しているため、茶褐色
適応症:神経痛・リウマチ・創傷・婦人病
代表的な温泉地:長良川温泉・登別温泉・土湯温泉
【酸性泉】
水素を多く含む泉質でpHの低いお湯であることが特徴です。
高い殺菌効果があり、ニキビや水虫、皮膚の疾患、切り傷に効果があると言われています。刺激は強いですが、その分しっかり角質を落としてくれます。肌への刺激が強い泉質であるため湯船から上がったら身体に付着した酸性のお湯をシャワーで洗い流し保湿することが望ましいです。
特徴:肌がピリピリする刺激、無色またはわずかに黄色、酸味あり
適応症:腺病・神経痛・胃腸病・皮膚病
代表的な温泉地:新玉川温泉・岳温泉・蓼科温泉
【硫黄泉】
お湯に硫黄を多く含む泉質です。
温泉に来たんだなと実感させてくれる硫黄特有の匂いを味わえるのが特徴です。
殺菌効果が高く慢性的な皮膚病や切り傷に効果がある他、抹消毛細血管を拡張してくれる効果もあるので動脈硬化やしもやけにも効くと言われています。硫黄泉から出る硫化水素ガスを吸えば痰が出やすくなることから「痰の湯」とも呼ばれ、さらに飲用すればインスリンの生成を促す効果もあるので糖尿病にもいい。その他にも痛風や便秘の改善効果があるとも言われ、まさに至れり尽くせり、万能薬のように様々な効果のある泉質です。
特徴:美肌・色・刺激・匂い
適応症:リウマチ・運動障害・しもやけ・創傷
代表的な温泉地:草津温泉・別所温泉・雲仙温泉
【放射能泉】
微量の放射性物質(主にラドン)を含んでいる泉質です。
万能の湯と称される放射能泉ですが、痛風に対する効果の高さから別名「痛風の湯」とも呼ばれています。
特徴:とろとろ・刺激あり
適応症:痛風・動脈硬化症・高血圧症・慢性皮膚病
代表的な温泉地:湯の山温泉・三朝温泉・玉名温泉
どうですか?
行きたい温泉は妄想できましたか?
文字だけでは難しいですよね💦
そこで、数ヶ月前に訪れた青森県の温泉を紹介しましょう♨
酸ヶ湯温泉
青森県の真ん中、八甲田山にあり、その名のとおり酸性の硫黄泉。ヒバ千人風呂が名物で今でも混浴(女性専用の時間帯あり)。豪雪地としても有名です。
混浴のレポ聞きたいですか?
必要ない?
聞きたいって声が聞こえたことにします😁
更衣室が別で広いヒバ千人風呂には衝立があって薄暗いので難易度低かったです
ほぼ見られることなく湯船に到着し、お湯が濁っているため立ち上がらなければ大丈夫😍
でも、ドキドキします。気になった方はチャレンジしてみてください😁
不老ふ死温泉
青森県の西の端、日本海沿いにあり含鉄の塩化物泉。
露天風呂は海辺にあって、その景色は格別。ここもひとつは混浴なのですが、私が行った日は高波のため露天風呂に入れませんでした。残念。
でも、内風呂も素晴らしく景色も泉質も最高でした。
温泉の泉質や景色はもちろんなんですが、行くまでの行程やそこで食べるものも非日常でそれを楽しむために訪れます。
このビール、人参が混ざっていてこの色なんですよ🍺
心配することなく好きなときに好きな場所に行けるように早くなって欲しいです😀
( 千葉県 薬剤師 40代 女性 )