白衣とグローブ、どっちも本気でやってます♪

こんにちは♪プロ格闘家のFukkyです♪

今日は薬剤師✖️格闘家の歩みについて紹介したいと思います。

よく「どっちが本業ですか?」と聞かれます。
でも私にとっては、薬剤師も格闘家も“本気のライフワーク”。

薬学部に通いながら続けてきた柔道は、気づけば15年以上。
社会人になってからは、ダイエット目的で始めた空道(空手×柔道)にのめり込み、打撃の面白さに夢中になりました。

ただ、フルタイム勤務と競技の両立には限界を感じ、退職を決意。
「経済的・時間的自由を持ちながら、練習を続けられる働き方」を模索し、出会ったのが不動産賃貸業でした。
競技を続けるために、自分で時間をコントロールできる仕事を選び、基礎知識や物件管理を学びながら、小さくスタート。

空道では全日本大会優勝を果たし、世界大会を目指すように。
一方で、生活を支えるために調剤薬局に転職。新たな環境で働きながら、競技と不動産の両立にも挑戦していました。

……そんなタイミングで、妊娠がわかります。

出産と育児で一時競技を離れましたが、コロナ禍で練習環境を探していたときに出会ったのが総合格闘技。
最初は空道の補強トレーニングのつもりで、「2〜3年やって結果が出たら辞めようかな」と思っていました。

でも、始めてみると……空道とはまったく違いました。
間合い、戦い方、スキル、何もかもが新しくて難しい。
自分の未熟さを痛感しながらも、毎日が学びの連続で、気づけば夢中になっていました。

やがて、総合格闘技「修斗」でプロ昇格。
そこから、プロの世界の厳しさと真っ向から向き合う日々が始まります。

総合格闘技と向き合うことは、自分自身と深く向き合うことでもありました。
当時勤めていた調剤薬局では、練習時間を確保するために週4勤務から週2勤務に。
最終的には退職し、2年間、家事育児・不動産賃貸業・格闘技に全力を注ぐ日々を過ごしました。

体調・体重管理、食事、家事、育児、仕事の両立。
ルンバ回して、朝練に行って、洗濯を回して、試合動画を見ながらご飯作って、夜中に寝ない宇宙人みたいな子どもと戦う毎日。
家族との時間、仕事との向き合い方――何ひとつ簡単じゃなかったけれど、毎日必死!
全部が必要なトレーニング🏋️

プロ戦績は 4戦2勝1敗1分。
うまくいったことも、いかなかったことも、全部が自分の一部。
まだまだ未完成。それが、今の私のリアルです!

そして今は、試合に出ることを焦らず、自分を整える時間。
薬剤師として。スポーツファーマシストとして。そして母として。
そして、大家さんとして。
すべての経験が、今の私をつくっています。

強く、しなやかに、自分らしく。
これが、私の“本気”の生き方です。

こんな人もいるんだなと参考にしてもらえたら嬉しいです☺️

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