ハンニバル戦争 (佐藤賢一)を読んで感じる謙虚さの大切さ。

雑記

週末、久しぶりにこの本が読みたくなり引っ張り出してきました。

ローマ人、スキピオ目線で見た第二次ポエニ戦争のノベライズ本である「ハンニバル戦争」。
タイトルでもある「ハンニバル」は、歴史上有名な人物ではあるが、今作はスキピオの成長物語とも言える作品である。

古代地中海の覇権をかけた壮大な物語が、今、幕を開ける―。時は紀元前三世紀。広大な版図を誇ったローマ帝国の歴史の中で、史上最大の敵とされた男がいた。カルタゴの雷神・バルにあやかりつけられた名はハンニバル。わかる、わかる、全てがわかる。戦を究めた稀代の猛将軍・ハンニバルが、復讐の名の下に立ち上がり、今、アルプスを超えた。予測不可能な強敵を前に、ローマの名家生まれの主人公・スキピオは、愛する家族と祖国を守りぬくことができるのか?『カエサルを撃て』『剣闘士スパルタクス』に続く「ローマ三部作」、堂々完結。

ハンニバル戦争 – Google ブックス

そのため、今作はハンニバルのことを知りたい人には少々物足りない内容かもしれないので他を当たって欲しい(笑)

今作の主人公、スキピオがハンニバルを天才と認め、自らの非凡ぶりを自覚し彼を模倣することで成長していく姿を描いた一節が私はとても好きで付箋でメモしているほどだ。つねに謙虚に学び続ける姿勢こそ、成長を続けていくことには必要なことです。

凡夫だからこそ、学べる。謙虚に勉強するしかないからだ。潔く余人の模倣に励めるからだ。ならば凡夫に徹しよう。偉大なる凡夫になろう。自分がくだらないからこそ、空の器になれるのだ。なるたけ多くを学んで、この身いっぱいに先人たちの知恵を蓄えるのだ。

座右の銘になりうる文章を見つけられることが読書の魅力のひとつでもありますね。
こういった本に出会うと何度でも手にとって読みたくなります。
慌ただしい日々の中で忘れてしまいがちな「謙虚さ」。傲慢にならぬよう気をつけなくてはいけません。

そんなわけで、今週も頑張りましょう!

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