みなさんこんにちは。
次の言葉を聞いて何を思い浮かべますか
スピロノラクトン
テプレノン
ん、恐竜
ドンペリドン
ん、ん、シャンパン
いや、これらは一般名ではありますが薬の名前です
私は、ウィーズに入る前、製薬会社に勤めていました。(かなり前ですが…)
入社してすぐの新薬発売の時、驚くほどのお祭り騒ぎだったのを覚えています。
新薬の開発は基礎研究にはじまり、さまざまな研究や試験を行っていきますが、約10年以上もの期間と200~300億円もの費用がかかると言われています。
そんな経緯を経てめでたく発売となる薬は名前がとても大切です。
厳しい審査を経て発売されている面白い名前の薬を紹介します。
アレロック(抗アレルギー薬) アレルギー症状をブロック
ウレパール(角化症治療薬) Urea(尿素)により肌をPearl(真珠)のようにする
ヨーデル(下剤) 絶対『よう出る』が由来だと思っていたら、
ヨーデルのような爽やかな雰囲気を想像させるため
なんですって
などなどいろんな薬がありますが、常備薬の名前は是非覚えておくようにしてください
今まで、
患者さんから『157欲しいんだよ』って言われて、何かと思ったらロキソニンのことだったり、
『プラって薬ください』って言われてプラではじまる薬を考えたのですが、リサイクル表示のことだったり…
ってことがありました。
とはいっても薬の数が多かったりすると全部覚えるのは困難かもしれません。
こんな時に活躍するのが『おくすり手帳』です
東日本大震災の時も持っている人は役に立ったようですよ。
いやあ、毎日持ち歩くのは大変だという方は、携帯電話で写メしておくのもお勧めです
ただし、プラの表示だけではだめですよ
千葉県 薬剤師