4月になりました
入学、就職、進級、転勤などで新生活を始めている方もいることでしょう。
環境が変わることは期待と不安が多く、緊張した日々を送っているかもしれません。
さて、今年の4月から中学生の授業で『くすり教育』が義務化されるのをご存知ですか
新学習指導要領の完全施行を受けてのもので、3年生の保健体育で1~2時間を割き、医薬品の仕組みからセルフメディケーション(自身の健康を自身で手当てすること)、薬局と薬店の違いなどの教育が始まります
文部科学省の新学習指導要領で『くすり教育』が追加された背景には、厚生労働省の改正薬事法施行があります。
同法によってコンビニエンスストアなどで医薬品販売が可能になりましたが、便利になった反面、医薬品が手軽に入手できるようにもなりました。そのため、義務教育の段階から医薬品に対する教育を行おうというのが『くすり教育』の目的です。
くすりをのむときの7つの約束を紹介しましょう
1. 毎日決まった時間にくすりを飲みます。
2. くすりをのむ量を守ります。
3. 病気がなおったと思っても決められた日までくすりをのみつづけます。
4. ほかの人からくすりをもらってのんだりしません。
5. ほかの人に自分のくすりをあげたりしません。
6. 前の病気のときにもらったくすりは使いません。
7. くすりはいつもきちんと整理しておきます。
義務教育で学習が始まるので、調剤薬局に興味を持つ子供が増えるかもしれません
質問に答えられるように日々勉強が必要ですね
ところで、薬局と薬店の違いはわかりましたか
薬局
処方せんによる調剤も薬の販売も両方でき、調剤室があります。
薬局の名前には「○○薬局」など「薬局」の文字が入っています。
薬店
薬は販売できますが、処方せんによる調剤はできません。
薬店には△△ドラッグ、□□薬店などの名前がよく使われています。
って勉強していたら疲れてきました
今年の冬は寒かったので、今頃桜がきれいでしょうか
さあ、お花見に行きましょう
千葉県 アラフォー 薬剤師
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