レストレスレッグス症候群

レストレスレッグスという症状をご存じでしょうか

日本語になおすと レストレス=落ち着かない  レッグス=足 です。

別名:下肢静止不能症候群むずむず脚症候群とも呼ばれ、足がムズムズしたり、
動かしたくなる症状がでるのが特徴です
レストレスレッグス症候群はリラックスしているときに現れることが多く、夕方から夜にかけて強くなる傾向にあります。症状は足を動かすことで軽減します。

レストレスレッグスの原因ははっきりわかってはいませんが、脳の神経どうしの連絡役をする「ドパミン」がうまく働かないことが関係していると考えられています。
また、体内でドパミンを作るのに必要な鉄分が不足すると症状が出やすくなることがあります。

さらに、レストレスレッグスは糖尿病や妊娠、リウマチなど、他の病気などが原因となって発症する場合もあるそうです

症状が軽い場合はマッサージ運動、鉄分の補給、禁煙、禁酒などの生活習慣の改善で症状が良くなることがあります。それでも治まらなかったり、症状が重い場合は薬で治療をします

主に使用されるのはドパミンの作用を高めたり、ドパミンが作用する部分を刺激するような薬です。現在日本では飲み薬に加え、24時間一定して体に薬を運ぶことができるパッチタイプの薬も販売されています。

レストレスレッグス症候群はまだまだ広く知られていない病気です。
そのため、正しい診断を受けることができずに症状が悪化するケースも多くあります。
現在日本では人口の2~5%もの潜在患者がいると言われています。

レストレスレッグス症候群は放っておくと不眠などになり、それが気持ちにも影響して日常生活が困難になることもある怖い病気です。もし気になる症状があるのなら、病院で「レストレスレッグス症候群かもしれない」と相談してみてください。

中部薬剤師 30代男性

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