変わった高脂血症治療薬

こんにちは。月曜日はお薬の話をすることになっているんですが

どうにも新薬の発売もないですし

ネタに困っていたのですが

今勤務している店舗でよく出る薬でちょっと特色のある薬があるので

ご紹介したいと思います。

さて、紹介とか言いながらいきなりクイズなんですが


以下の4つの高脂血症治療薬のうち

尿酸値を下げることが添付文書に記載されている薬はどれでしょうか!?

①ロスバスタチン(クレストール)
②アトルバスタチン(リピトール)
③フェノフィブラート(リピディル、トライコアなど)
④べザフィブラート(ベザトールなど)

いかがでしょう?

正解でした!

僕が入社した6年?前から本には載っていたので知っている方も多いかと

とはいえどれくらい下がるとか知らなかったので改めてチェックしてみたら

高尿酸血症を伴う高脂血症患者を対象に、本剤200mg~201mgに相当する用量を1日1回8週間投与した試験において、改善率は78.3%(54/69例)であった。また、投与前に約8mg/dLであった尿酸値が投与8週後には約6mg/dLまで低下した。

との記載。8から6へってかなり下がりますよね。

もしかしたら治験でヘルシーな食事をしていたから?かもしれませんが

実際今勤めている店舗では痛風治療中の患者さんに多く出ています。

もちろん誰でも尿酸値が下がればいいというわけではないので

何も知らなかったらコレステロール・TG下げるつもりが尿酸値まで下がってなんで?ってこともあるのかもしれませんね。要注意・・・

愛知県 薬剤師

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