うるう年

みなさん、こんにちは

今日は2月29日 そう、4年に1度のうるう日です。
夏のオリンピックがある年はうるう年って思っていましたが、正確にはちょっと違います。

① 西暦年が4で割り切れる年はうるう年とする
② 西暦年が4で割り切れる年でも、100で割り切れる年はうるう年としない
③ 西暦年が4で割り切れ、100でも割り切れる年でも400で割り切れる年はうるう年とする

なんだかややこしい計算ですが、これは地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数が実は365日ではなく、365.2422日だからなのです

暦について調べていたら、ふと疑問が浮かびました

『なぜ、2月は短いのだろう?』

現在の太陽暦の元となる暦が作られたのはローマで、主に農耕のための暦でした。
農作業をしない冬の間は暦がなく、現在の3月から始まって12月で終わっていました

しかしその後、暦のない期間が60日も続くのは気持ち悪いということで、現在の1月と2月に相当する月が作られ、12月の後ろにくっつけられました。

この名残で例えば今9月を英語でSeptemberですがSeptは7のこと、10月のOctoberOctoは8のことです(音楽のオクターブと同じ語源です)

現在の形の暦を定めたのはローマの独裁官ユリウス・カエサル(英語:ジュリアス・シーザー)ですが、彼は奇数月を31日偶数月を30日とする暦を定めました。すなわち

3月=31日  4月=30日  5月=31日  6月=30日 7月=31日 8月=30日
9月=31日 10月=30日 11月=31日 12月=30日 1月=31日 2月=30日

と定めたのですが、ここで2月を30日にすると1年が366日になってしまいます。そこで、うるう年の2月は30日にするが、平年は29日にすると定めたのです。つまり、最後の月で調整しました。

そして、カエサルは自分がこの暦を決めた記念に、自分の生まれた月に自分の名前を残すことにしました。
そこで、7月をユリウス(英語:ジュライ)と改名してしまいました。
さらに、年の初めを1月に変更することも決めました。このため、月の名前と実際の順番が2個ずれてしまうことになったのです

さて、そのカエサルの後継者で初代ローマ皇帝となったアウグストゥスもカエサルがやったのと同じように、自分の名前を月の名前に残したいと思いました。そこで、8月をアウグストゥス(英語:オーガスト)と改名しました。

しかし、ここで困ったことがありました。それは、8月は30日の月だったのです。アウグストゥスは自分が生まれた月が30日しかないのは不愉快だと思ったのです。そこで、8月も31日までの月にすると決め、そのあと1個ずつずらしてしまったのです

1月=31日  2月=29日
3月=31日  4月=30日  5月=31日  6月=30日 7月=31日 8月=31日
9月=30日 10月=31日 11月=30日 12月=31日 

ところがこうしてしまうと、8月で1日増やした分、1年の日数が多くなってしまいます。
そこで仕方なく、またまた2月から1日取ってしまうことにし、2月は平年で28日、うるう年で29日となったのです

2月が短くて迷惑している方、アウグストゥスにクレームを言いましょう(笑)

こんなことを調べていたら、ローマに行きたくなりました
でもでも、そこは我慢して薬局のブログに話を持っていきます

常備薬が多い方などにお勧めなのがおくすりカレンダーです。
色々なタイプがありますが、代表的なのを紹介します。

20120229_3    20120229_2    20120229_1

慢性疾患の薬などはきちんと服用することが大切です。
そこで、間違えないよう飲み忘れのないよう、こんな保管方法はいかがでしょうか


千葉県 アラフォー 薬剤師

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