自ら挑戦できる環境で、のびのびと働く
総合職/管理薬剤師山口 沙哉可
2019年入社
積極的な人が多く、
その人と人のつながり、
ネットワークがウィーズの
突破力。
総合職/店舗固定佐藤 笑
経験を力に、
調剤以外の仕事にも
挑戦してみたい。
2019年卒業、2020年ウィーズに転職
同じ岩手出身で、大学時代の同期として仲の良い二人は、卒業後、それぞれの道を歩き始めますが、数年後、同じ静岡勤務になったのを機に、再会。お互いの近況を報告し合う中で、調剤薬局で働く二人の環境の違いが見えてきたといいます。ウィーズで働く山口さんが、友人の佐藤さんを転職へと導いた経緯と、それぞれの仕事に対する思いなどについて語っていただきました。
再会~やる気を失っていくのは、
もったいない
- 山口
- 今の店舗へ移ったタイミングで、佐藤さんが静岡の薬局にいると聞いて、何度か会う機会がありました。会えば、お互いの会社の話になりますが、いろいろ聞くうちに、勤めていた大手薬局の環境に満足していないのかな、という印象を受けました。
- 佐藤
- 新卒で入社した会社では、各自に達成目標があり、成績を求められる会社でした。自分が納得した上で患者さんのためになることをしようと思っても、できない環境。人事考課の目標も自分で設定するのですが、“加算を○件獲得する”という具体的な数字を示すように言われる。調剤業務以外の仕事も、患者さんのためという範疇を越えて、自分の目標達成のためのものになっていて、その圧を常に感じていました。
- 山口
- 患者さんとの信頼関係の中で必要な対応をして、プラスアルファとして点数をいただく、というのが本筋で、目標にする時点で違う気がする。
- 佐藤
- どうしても、患者さんをそちらに誘導するかたちになってしまう。もちろん患者さんのためになることもあって、それは感謝されるけれども、そうでないことも多く、違和感がありました。
- 山口
- 友人として、そういう息苦しさは何とかした方がいいと思ったし、そこに閉じ込められているのはもったいないと思った。ウィーズは評価観点が違うし、自分から挑戦できる環境。佐藤さんなら、もっとのびのびできると思ったので、“うちの会社に来ない?”と声をかけました。
- 佐藤
- ウィーズ の採用の方から、“今の環境の中でやる気を失っていくのは、もったいないよ”といわれたのが印象的でした。
ウィーズを選ぶ理由
- 山口
- 私はもともと営業職に興味があり、就活の際は、他の業界も受けました。調剤だけだとキャリアの幅が狭まるし、将来、年齢を重ねてから薬剤師以外の仕事もしてみたいという気持ちがあった。ウィーズに初めてインターンで訪問した時、いろいろなキャリアに挑戦できることを知り、単なる薬剤師とは違う働き方ができると思い、ここに決めました。
- 佐藤
- 調剤以外の仕事に携われるというのは、すごく共感できて、自分も挑戦してみたいと思いました。今は店舗の業務を覚えているところですが、今後は、地元の大学のリクルート活動にも関わってみたいし、前職で加算のことを学んだので、その知識とノウハウを生かして、患者さんに本当に必要なものに対してサポートできればと思っています。加算は、薬剤師の評価の形として残るものでもあるので、患者さんが医師に言えないと感じていることがあるなら、薬剤師として文献や論文などを調べ、医師に対して提案するだけでも、何かしら変わっていくと思います。前職の経験が力になっているのは間違いないので、それをウィーズの中で生かせるようにしていきたいと思います。
- 山口
- 転職して日は浅いけど、会社のシステムにも馴染んでいるし、もっと良くするための提案など、アクティブに店舗を変えようとしている。以前からエネルギッシュだったけど、さらにパワーアップしている気がします(笑)。私もまだ2年目ですが、全国どこの店舗に行っても助けてくれる人がいるのは、本当に心強い。自分の知らないエリアで在宅の話を進めたいと思った時に、先輩に相談したら、“○○さんに聞いてみるよ”と気軽に応じてくれて、その人自身も、経験がないから自分も勉強したいといって一緒に動く。とにかく積極的な人が多くて、そういう人と人のつながり、ネットワークがウィーズの突破力になっていると思います。
- 佐藤
- 人を大切にする社風は、強く感じます。転職したばかりでわからないことがあっても、みんな、柔らかく受け止めてくれる。一方的に上から指示されることはないし、何か起きたら、解決するために、みんなで話し合う。そういう環境があるのが、ウィーズの魅力だと思います。
薬剤師に求められるもの
- 山口
- 学生時代、薬剤師は耳を傾けることが大切だと学んだけれど、今、現場でまさに実感しています。
- 佐藤
- 必要とされているのは、薬学的なことより、治療に対する悩みや具体的な副作用のことで、薬の説明にばかり一生懸命になっていると、そこが見えなくなってしまう。患者さんの反応や表情を見ながら、どう伝えるか。人柄やコミュニケーションスキルが問われると思います。
- 山口
- こちらの常識や思い込みではなく、真摯に対応して伝えることが大切。学生の頃のバイト先の社訓に、「あなたにとって本日100人目のお客様だとしても、お客様にとっては一人目の店員です」という言葉があったけど、薬局も同じ。どんなに忙しくても、相手の立場に立って考える。たとえ、毎月、同じ薬をもらっているとしても、その日・その時の患者さんの状況に応じた言葉をかけられるようになりたいと思います。
山口 沙哉可
2019年入社
静岡県浜松市
船越あひる薬局
総合職/管理薬剤師
中・高・大学で、ソフトテニスに打ち込む。帰宅後、夕飯を食べてから、カフェに行き、本を読んだり、マネージメントの勉強をしたりするのが至福の時間。自分にとって大切なのは、友人・同期。広い視野を持って、いろいろな人と関わりながら、その人たちとのつながりを大切にしていきたい。
佐藤 笑
2019年卒業、2020年ウィーズに転職
栃木県小山市
そよかぜ薬局
総合職/店舗固定
小・中・高校とソフトボールに熱中、今はゴルフ。父と弟が始めたのをきっかけにハマり、YouTubeでスイングの研究をしている。座右の銘は、「問題の原因はどうでもよくて、大切なのは解決策とこれからどうしたいか」というA・アドラーの言葉。今まで失敗したくないという思いに囚われ、息苦しさを感じていたが、この言葉と出会い、強くなることができた。