エピペン

昨日に続きまた薬の話ですが、今日は「エピペン」についてです

エピペンはハチ毒、食物及び薬物によるアナフィラキシー発現時に患者自身が、自己注射する補助治療剤です。この薬これまでは保険適応外の薬でしたが、9月22日に薬価収載となりました。それまでは10割負担で12000円ほどの薬でしたのでかなり患者様の負担が軽減されました。加えてエピペンは使用期限が1~1.5年と短い薬なのでますます負担をかけていました。今回の薬価収載によりかなり患者負担は減ったとおもいます

 2010年2月27日 読売新聞
兵庫県姫路市の市立小学校で1月、食物アレルギーの男児が給食を食べて急性反応・アナフィラキシーショックを起こした際、学校が保護者から預かっていた緊急用の注射薬を使わずに119番、搬送直前に駆けつけた母親の注射で回復していたことがわかった。

というニュースがありました。エピペンは実は学校教員も使用することができる薬なのです。しかしこの教員は使用することができませんでしたなぜなら、学校の教職員たちはエピペン使用の訓練を受けていないからです。そう考えるとこの事件は起きるべきして起きたように思えます。

 エピペンの負担軽減に加えて次は使用方法の周知が必要だと思いました

静岡県薬剤師

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