ものもらいと緑内障

『ものもらい』って知っていますか

東日本でよく使われている言葉で、麦粒腫・霰粒腫という目の病気のことです

麦粒腫はまぶたのふちや内側に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こるもの、
霰粒腫は脂の成分を出す瞼板腺がつまって、その周囲に慢性の炎症がおき分泌物がたまったものです。

『3軒の家から米をもらって食べると治る』という言い伝えからつけられたとも言われています

でも、えっ『ものもらい』って何って思う人もいるでしょう。

そうなんです地方ごとに名前が違うんです

関西では『めばちこ』九州・四国では『めいぼ』佐賀では『おきゃくさん』沖縄では『おともだち』、そして熊本では『おひめさま』なんてロマンチックな呼ばれ方をしています

さて、ためになる話をもう1つ

私たち薬剤師にとって注意が必要な目の病気の一つとして緑内障があります。

緑内障とは眼圧などによって視神経が損傷を受け、周辺視野が欠けてくる病気です。

緑内障の診断方法が変わり、昔に比べてたくさんの人が緑内障と診断されるようになっています。
ところが、緑内障の場合は、服用に注意が必要な薬がいくつかあるので、我々薬剤師は十分に注意が必要な病気と言えるでしょう。
また、緑内障にはいくつかのタイプがあります。ここで詳しく書くとこれ以上読んでもらえなくなりそうなので省略しますが、狭隅角というタイプの目の構造の人は特に注意が必要ですので、緑内障と診断されている方は眼科医に自分のタイプを確認しておくことをお勧めします

最近は緑内障カードなどを発行してくれる眼科医もあるようです。

千葉県 薬剤師

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